故ジル・ローランを偲んで

A blog to remember Gilles Laurent, who died in Brussels Attack in the middle of making his film about Fukushima / this blog is organized by his wife Reiko Udo

朝日新聞 3月22日の夕刊記事 英語訳 An article from Asahi Newspaper Company, on 22nd of March

ジルの命日にあたる3月22日、朝日新聞・夕刊で掲載された記事です。書いてくださったのは、先日の「ひと」欄にも推薦してくださった朝日新聞の伊藤恵里奈さん。 Here is an article from Asahi Newspaper Company, evening edition of 22nd of March, whi…

松村さんファンクラブ。Photos of Matsumura-san

映画のキーパーソン、松村直登さん。 ジル自身が2014年の秋、彼を取材しに行った頃に現地で撮った写真です。 The main person in the film, Mr. Naoto Matsumura. Here I show the photos which Gilles took when he went to Tomioka-town in the autumn…

知ってもらわなくちゃ。It is important to be known.

雪崩で亡くなった高校生の両親がテレビの前で喋っているのを見て、一緒に泣いた。心から、今のご家族の心境がわかる。それと同時に、この時点でちゃんとカメラの前で話せるということが、強くてすごいとも思った。 I saw paretns of high school students wh…

ベルギーの家族とともに、これからも。My Belgian family

ベルギーの家族写真。義父がスクエア型のマグネットにして送ってくれたので、コラージュして飾っています。These are family photos of Belgian side. My father-in-law made thse magnet types and sent them to me. 1年前の今朝、日本時間の朝8:00にスカ…

テロを無くすためには。How we could have a world without terrorism.

3月22日、ベルギーテロから一年。映画監督して生涯を終えることが出来たジル・ローランの命日には世界のいろいろな場所から、いろいろなメッセージをいただきました。ここ東京では夜にもかかわらず、劇場にもたくさんの方がお運びいただきました。この場を…

ジルが教えてくれたこと。〜命日に寄せて〜 What Gilles taught me ~on his death anniversary~

私が最後にジルを写真に収めていたのがこれ。2015年夏、日仏学院でのお祭りでした。当時5歳の長女、3歳の次女とともに。The last photo of Gilles I took was this one. In summer of 2015, at French Institute in Kagurazaka, with our two daughter…

映画館はコクーン。Cinema is a cocoon.

ジルの亡くなり方、そしてその「残された妻が引き継いで」という部分だけでひとつのストーリーとして成立する分、多く取り上げていただいていてありがたい。けれども、映画そのものに関する話はその分、字数や時間が足りなくなることも必至なので、ここで私…

不思議な7年間。Seven years after

3月15日、今日は私とジルの結婚記念日だ。 Today is the wedding anniversary of Gilles and me. 今思うと、3.11と3.22に挟まれたこの日が結婚記念日だったことは、何か因縁を感じさせる。最近になってそのことに気づいたのだが。 I realise that the dat…

映画パンフレットへの旅。 The journey from a project book to a real film booklet.

映画パンフレットの表紙には、イチヂクがあしらわれています。 The booklet of the film is completed. Its cover is symbolically figs. 「残されし大地」がついに一般公開されました。 Finally 'La Terre Abandonnée' is released to public. 写真のような…

言葉が出てこなかった。Words did not come easily.

今日は初めて、「スピーチに失敗した」と思った。というより今にして思えば、”放心状態”に近かったのかなと思う。 Today I felt that my speech was failure. Or I should say, maybe I was sort of absent-minded. いつもならば、どこかから言葉が降りてく…

ベルギーのプロデューサーからのメッセージ Message from Mr. Cyril Bybas, the producer in Belgium

今回、ご紹介したいのは映画「残されし大地」を製作したベルギーのプロダクション、CVBのプロデューサー、シリルさんです。 This time I would like to introduce Mr. Cyril Bybas, who is a producer of Gilles' film. 制作中に何か困ったこと、方向転換が…

おかえり、リュックサック。Welcome back, Gilles' backpack

ジルのリュックサックが日本に戻ってきました。 Gilles' backpack returned to Tokyo, Japan. 昨年6月に、ベルギーの義姉宅で確認をして以来の対面になります。映画公開の際のトークイベントに連れて行こうと思いたち、思い切って送ってもらいました。普通…

さよなら古いお家。 Good-bye to the old house.

ジルの生前、4人家族で住んでいた家がとうとう壊されてしまった。今住んでいる場所から目と鼻の先だが、借家で期限切れだったので夏頃に完全にお返ししたのだ。もちろん通るたびに、ジルの居た頃を思い出していた。 The old house where four of us used to…

マイクをつけて。I am with a small microphone now.

朝日新聞「ひと」欄への掲載。反響がすごかったです。 子供の頃、家庭では朝日新聞だった。「社説」「天声人語」そして「ひと」と言えば、ずっと定位置を占めるよく知られたコラムのひとつ。 I had lots of feedback about the column 'A Person' in Asahi N…

松村さんへの手紙。その2 ”Dear Matsumura-san” from Gilles, no.2

松村さんと実際にお会いして、ラジオ・ドキュメンタリーではなく、映画を作ろうと決心したジル。その決心の後、写真を撮るためにもう一度現地を訪れています。 その訪問の後に松村さんに送ったお礼の手紙は、本人が一生懸命書いた「日本語で」でした。そのま…

松村さんへの手紙。 ”Dear Matsumura-san” from Gilles

あらゆるインタビューで「どうしてジル監督はこの映画を撮ろうと思ったのですか」と聞かれるのだが、その度に「こうだと思う・・」と私なりに答えていたのだが、ある意味そのままの内容となる証拠を発見。 I have been asked by many journalists why Gilles…

初めての富岡町。First time in Tomioka.

富岡町の松村さん宅。到着した時は猫のしろや犬のイシに餌をあげているところでした。When I arrived at Matsumura-san's place, he was feeding the cat Shiro and the dog Ishi. 先週、2月15日(水)についに富岡町を訪問。どうして?と思われるかもし…

映画に「おかえり」と言った。I said 'welcome back' to the film.

「フォーラム福島」での一日先行上映会のために、久しぶりに福島県入り。そしてやっと初めて、富岡町にも到達した。松村さん、半谷さんご夫婦のお住まいを訪ねた、写真ドキュメントです。 Here is the 'photo document' of my travle to Tomioka, Fukushima.…

感想コラージュ。Feedback from early audience in Japan

⇧「水と土で生きる」という登場人物の半谷さん。 昨年末からの1日上映会や、マスコミ試写会で頂いた印象的だった感想をコラージュします。 素晴らしい映画でした。美しい日本の自然の風景、音、全てがじわじわと染み渡ってきて眠ってたDNAが揺り起こされる…

English translation of Tokyo Shimbun (newspaper) on 5th of February

2017年2月17日付け東京新聞朝刊誌面より。外国人のお友達がいらしたら是非、シェアしてください。 Tokyo Shimbun: February 5 (Sunday), 2017 A NEWS BULLETIN Here is Fukushima the Husband gazed at. The Victim of terrorism in his mother country. …

よみがえりの魔法 I wished the existence of magic

作っては壊し、作っては壊しで楽しめる積み木の類。人もまた、一度壊れても違う形で再生することがあるのだろうか。(作品は長女作) 先日、私を取材で追いかけてくれているあるテレビクルー(3月放送予定)の方から、 「正直言うと、打ち合わせで初めてお…

シェア件数1,000件を突破。1000 people shared my facebook message of 28th of January

1月28日に投稿した私のメッセージが、約2週間足らずでシェア件数1,000件を突破しました。本当にありがとうございます。おひとり、おひとりの善意に、祈りに感謝です。 友達の友達の友達の・・と、枝分かれしていくさまを想像すると、なんとも言えない感…

最後の足取り。The last footspteps

写真はブリュッセルの地下鉄のMerode(メロード)駅。事件のあったMalbeak(マルベーク)駅のすぐ隣で、ジルが地下鉄の駅に降りていったのはここからです。 前回、ジルが亡くなった時に持っていたMac Power Bookの中のハードディスクが復元された話を書きま…

デスクトップに残る写真。 The last photos on his desktop

ジルは4人兄弟のど真ん中。 ・・というのも、上のお姉さん二人が双子で、下ひとりの妹に挟まれているのです。お姉さんたちより五つ年下、そして妹より五つ年上です。 これはジルが亡くなった当時、抱えていたMac Power Bookのデスクトップに残していた写真…

国王陛下からの癒し Royal healing

開けるなり「あ!王さまだ」。と長女。 年末年始のタイミングでベルギー国王ご夫妻から届いたシーズン・グリーティングのカードです。 昨年10月の来日のタイミングで子どもたち共々、お会いすることが叶った国王ご夫妻。テロの犠牲者家族の一軒一軒に、こ…

可愛い「鬼はウチ」。 Here we find our 'Oni'.

今日は節分です。 昨年はいなかったけれども、一昨年だったかジルに鬼になってもらって、キャーキャーと子供達と一緒に豆を投げさせてもらったような記憶があります。 ところでこれをご覧ください。 これは、ジルが手書き&手描きで作ったフランス語の「アル…

ふたつのフライヤー。Two versions of flyer

左がしばらく見慣れていた、昨年末まで付き合っていたベルギー版のフライヤー。 そして右が先ごろ完成した日本版のフライヤーです。 ふたつとも後ろ姿であることには変わりがないのですが、ベルギー版は大地を前に佇むひとりの老人。(たまに、これがジル監督…

フィルム写真、発掘。Discovery of printed photos

ジルが2009年ごろまで使っていた、アナログのNikonカメラで撮った写真をごっそりと発掘しました。フィルムならではの手法で撮影しています。というのは、わざと一度使用したフイルムにもう一度、上から重ねてとることで偶然出来上がる二重の風景を楽しんでい…

ベルギーからの映画評 A review from Belgium

www.youtube.com 本国ベルギーでは、すでに昨秋公開された映画「残されし大地」。 その時の映画評を一つご紹介します。Cinergieという現地の映画サイトに掲載されたもので、この中の一部抜き取った文章を、映画の予告編の中にも使わせていただいています。美…

iPad Pro 秘話。 A secret story about my iPad Pro

こどもが専用のペンで描いた、ハートの風船。カラフルなスクリーンセーバーとなってくれています。 うちのiPad Proはティム・クックさんからのプレゼントです。 ・・というと、ほとんどの方が目を丸くします。たまたま部品を買いに行った先のアップルストア…