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故ジル・ローランを偲んで

A blog to remember Gilles Laurent, who died in Brussels Attack in the middle of making his film about Fukushima / this blog is organized by his wife Reiko Udo

ベルギーへの想い My thoughts for Belgium

ブリュッセルの有名な観光地、グラン・プラスで2年に一度、開催される「フラワーカーペット」。 今回のテーマはなんと「日本」。鶴や鯉の文様が全て生花を使って表現されています。今年は奇しくも日本ベルギー友好150周年記念イヤー。 10月にはベルギー国王…

ジルが動いている。 The rare films Gilles himself is moving 22/09/2016

”動くジル”の映像を発見しました。 ベルギー・テロからちょうど半年の9月22日、ベルギー本国のテレビ放送局RTBFにて、ジルと彼の残した映画「残されし大地」についてのルポルタージュが放送されました。 映画の撮影中に残っていたという、動くジル本人の…

3・22(さんてんにーにー)から半年です。 It is just 6 months since 3.22

あの日から半年が経ちました。今日は9月22日、秋分の日。 先日、9・11(きゅうてんいちいち)から15周年ということで式典に関するニュースが流れていたのが記憶に新しいですね。 そして3・11(さんてんいちいち)はもちろん、5年前の東日本大震…

パパ、お誕生日おめでとう。Happy Birthday, Papa.

ジル本人が亡くなってから初めての誕生日を迎えました。 9月16日。47回目の誕生日です。 私たちは日本式に言うといわゆる「タメ」ですが、年明けの1月に誕生日のある私より、いつも4ヶ月だけ早く歳を取っていたジル。 この間だけは、束の間の「私の方が若…

「東京物語」への愛 His love for his favorite film "Tokyo Monogatari" by Ozu

ジルがいちばん好きな映画監督は、小津安二郎でした。 中でもフェイバリットは「東京物語」。 それは知っていたのですが、先日、亡くなった後に遺品整理をしていたら、こんな手書きの作文が見つかりました。今からちょうど2年前、一時新宿の日本語学校に通…

ありがとうNHK「おはよう日本」 Gratitude to NHK "Ohayo Nippon"2016/08/29&31

先々月よりNHKのブリュッセル特派員の方から取材を受け始めていた、「残された大地」にまつわる一連の話がついに8月末、放送されました。出かける前の準備時間、定番的にこの番組をご覧に成っている方も多いのでしょう、いろいろなところから反響を頂きまし…

毎日新聞の記事 An article in Mainichi Newspaper 2016/08/27

先日の毎日新聞の記事 「ベルギーテロ犠牲者:夫が残した「福島」上映 http://mainichi.jp/articles/20160827/k00/00e/040/246000c 私の父が翻訳をしてくれました。↓ English translation here below. The Evening Edition of the Mainichi Shimbun (Newspap…

「残されし大地」 日本版タイトル決定。The Japanese title for the film is "Nokosareshi Daichi"

日本語での映画のタイトルを決めました。 「残されし大地」。 原発事故の後も大地は残され、なおも自然は美しく、その土地に愛着を持ち息づいていた命は続いていること。そして第二の意味としては、テロが起きて彼亡き後も、残された私たち仲間や家族は、道…

ベルギーでの上映スケジュール The schedule of the screening in Belgium

(写真はジルの映画撮影時期、福島県南相馬市の風景。The photo shows Minami-soma city, Fukushima, when he was shooting the film. ) 写真提供:山本啓介氏 ベルギーにての上映スケジュールがほぼ決定しました。 ブリュッセルのアートの中心地BOZAR、二人…

広島原爆投下の日に寄せて On the day of Hiroshima (English translation will come later)

(当初「これは公開できない」と思っていた写真ですが、意を決して。) 広島原爆投下の日に寄せて 今朝、何気なく迎えた8:15の黙祷でしたが、「戦闘行為であるたったひとつの爆弾に、一瞬にして無惨にも命を失われた」・・という事実をなぞった時、それ…

Firework in Fukushima 2016/07/24

先日行われた南相馬の花火大会の動画です。 短くて申し訳ないのですが、夏らしいのでシェアします。 The other day I visited Minami-soma city, Fukushima and saw this wonderful firework. Really feel like summer. ジルが昨年、撮影で訪れていた街。 ご…

マルベーク駅に新しいアートピースが誕生 A new artpiece is installed at the metro station Malbeak

地下鉄マルベーク駅に犠牲者を偲ぶ記念のアートピースが加わったそうです。アーティストは駅にもともとあった絵のアーティストでもあるブノワ。 They installed a new commemorative art at the metro station Malbeak to remember the sacrificed people. T…

映画「残されし大地」の予告編(2分27秒 ベルギーのプロダクション制作) A short preview of Gilles' film (2min.27sec. Made by the production in Belgium)

↓ With French subtitle フランス語字幕vimeo.com27 ↓With English subtitle (英語字幕) vimeo.com

ありし日のカンヌ映画祭 (2012年 カルロス・レイガダス監督の映画「闇のあとの光」) My favorite photo of Gilles at Canne Film Festival 2012 2012/05/24

サウンドエンジニア時代の仕事で一番華やかだった瞬間は、2012年のカンヌ国際映画祭かもしれません。カンヌ映画祭の常連、メキシコ人監督のカルロス・レイガダスの「闇のあとの光」(原題“Post Tenebras Lux”)で監督や出演者と供にレッドカーペットへ。 一風…

著名な風刺画家PLANTU氏が寄せてくれた絵 A drawing given by a famous cartoonist PLANTU

長年、フランスの新聞Le Mondeで風刺画家をしているPLANTU氏がジルにメッセージを送ってくれました。 「もし描くとしたら、天国と話すってことかな?」 Mr. PLANTU who works as a cartoonist for the French newspaper "Le Monde" drew a special message f…

マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭にて Marseille International Film Festival 2016/07/16~17

マルセイユ国際映画祭にてジルの映画 "La Terre Abandonée" が上映されました。この映画祭は、ドキュメンタリー系の映画祭としては世界的にAクラスとされているイベントのひとつです。 写真はある記者の方に送って頂きました、ありがとうございます。とても…

日本語練習帳 〜夏〜 Learning Japanese words related to 'summer'

気之道 Kinomichi

ジルが大好きだった「気之道」という武道。 その武道仲間から、短いですが動画を送ってもらいました。 映画を仕事にしていても、本人が出てくる動画は大変珍しいので公開します。 This is a short video of Gilles performing a sort of his favorite martia…

友人KさんがFacebookに載せてくれた文章 Text posted by one of my good friends, K-san on Facebook 2016/06/13

(6月に私がfacebookでこのブログのリンクのシェアをお願いしたところ、かねてから色々と心を寄せてくださっていたブリュッセル在住の日本人ママ友Kさんが、シェアをしながら、寄せてくださったメッセージです。私の心にどかんと響いたので、ご本人の許可を…

ジルの子ども時代 Gilles in his childhood

何歳の頃かは不明ですが、こども時代のワンショットを譲り受けました。 大きくなって、こんな運命が待ち受けていたなんて思いもしなかったでしょう。 日本という国も知らなかったかもしれない。 もちろん私も、ベルギーという国を知らない頃だったかもしらな…

サウンドエンジニア時代の作品 The collection of the films when he used to work as a sound engineer

ジルが過去に映画のサウンドエンジニアとして関わった作品を、同僚のアレックスが収集中です。(アレックスは、ジルの今回の監督作の音編集を、ジル亡きあとに引き継いでくれました。)まだこれで全部ではありませんが・・。 At the moment Gilles' colleage…

ふたつの国旗 Two flags 2016/07/03

ジルの実家はベルギー・ブイヨンにあるホテル&レストラン。お義父さんは、私が来る大事なタイミングがあるとふたつの国旗を用意して並べてホテルのエントランス上に飾ってくれます。6年前に始めて訪れたときもこれで驚かせてくれて、3月の葬儀のときも、…

マルセイユ国際ドキュメンタリー映画際で上映決定 His film is going to be screened at Marseille International Documentary Film Festival

おめでとう、ジル。 7月16日、17日の二回、マルセイユ国際ドキュメンタリー映画際で上映される予定だそうです。ジルは居ないけれども、プロデューサーが参加し挨拶してくれる予定。 かつてジルはこの映画祭で「サウンドエンジニア賞」をもらったことも…

仏ジャーナリスト、アントワーヌ・レリスさん来日(残念ながらすれ違ってしまったけれども)French journalist Antoine Leiris visited Japan (during my absence unfortunately)

同じテロ犠牲者の配偶者、遺族としていつかは直接お話がしたい方です。 残念ながら私が逆にベルギーに行っている間に、来日されていたのでオファーはしませんでした。 I would like to talk one day with this person directly as a partner of one of the v…

ついに地下鉄マルベーク駅にやってきました。Finally at the metro station Maelbeek 2016/06/28

ついに地下鉄マルベーク駅に事件後3ヶ月を過ぎてやってきました。公式の寄せ書きはきれいにガラス窓でカバーされ、事件現場も跡形もなく修復されています。ジルが亡くなったのは写真のブルーのプラットフォームの少し先、電車がホームを出て再出発しようと…

家族と親友たちで試写会、ブリュッセルにて First screening only among families and friends in Brussels 2016/06/27

昨日、ブリュッセルの中心街にある映画館で、プロダクションがジルの映画の試写会を催してくれました。今回は家族と友人たちのみ100人ほどで。 映画は9月か10月にはブリュッセルで上映館もいくつか決まっているそうです。 日本でいつ、どこで・・に向…

もうすぐ100か日 Soon it will be 'hundred days'

今週末からベルギーに来ています。昨日、ジルが好きだったブイヨンの清流のそばで家族や友人とお別れの儀式を行いました。静かな清流では時折カヤックを楽しむ人たちも。とても平和な場所・・。 明後日、いよいよ仏教の世界での100カ日です。何人かに説明…

私のスピーチ、東京でのお別れ会にて My speech at the farewell party for Gilles in Tokyo 2016/06/19

皆様、本日は本当に各方面から、ありがとうございました。この3ヶ月、言葉にならない思いと過ごしてきました。今日という日付は、春分(the vernal equinox)の日の翌日彼が亡くなったことから、約3ヶ月後の夏至のころにしようと思い立ったうえでのことで…

映画撮影に協力してくださった山本啓介氏のスピーチ、東京でのお別れ会にて Speech from Mr. Keisuke Yamamoto who helped film-shooting, at the funeral party in Tokyo 19/06/2016

(French translation follows after Japanese) ジル・ローランさんへのメッセージ ご紹介いただきました山本啓介と申します。去年の秋にジルさんの映画撮影に同行しました。玲子さんからご指名を賜りましたので、その時の様子を少しお話しいたします。 ジル…

ジルの友人ラウル・モンテロさんからのスピーチ、東京のお別れ会にて Speech from Mr. Raul Montero, at the farewell party in Tokyo 2016/06/19

(日本語訳は後に続きます。) Bonjour, Reiko, merci pour nous avoir invité aujourd’hui. Je me présente, je m’appelle Raul et je suis franco-venezuelien, j’ai connu Gilles à la SUGINAMI NIHONGO KAIWA NO KAI il y a presque deux ans, tous les d…

親友Aさんからのスピーチ、東京でのお別れ会にて Speech from my best friend A at the farewell party in Tokyo 2016/06/19

(英語訳:多田ゆきさん) ご参列のみなさま、こんにちは Hello, everyone. Thank you for attending this ceremony. 私は玲子さんの15年来の友人です。玲子さんと同じ出版業界の仕事をしているので、今日のゲストのみなさんのなかには知ったお顔もたくさんあ…

ジルの友人を招いてお別れ会(東京にて)Farewell party for Gilles in Tokyo 2016/06/19

ジルの友人を招いて、東京でお別れ会を開催しました。 (友人からのスピーチは許可を頂いて追って掲載したいと思います。) We organised a farewell party for Gilles, inviting his friends in Tokyo. (I will post four speeches from friends later with t…

ベルギー国王からのお手紙 2016/04/25 only in Japanese

事件から1ヶ月余りのある日、ベルギー国王よりChere Madame Udoで始まる、お手紙を頂きました。 さすがに国王からのお手紙を写真に撮るのは憚られて、日本語のみでそっと訳を掲載します。 2016年04月25日、ブリュッセル 鵜戸様 王妃と私は、先月2…

ベルギー元老院からの電報 Telegram from the Senat 2016/04/02

葬儀から間もなく、ベルギー元老院から受け取った電報です。 A telegram which I received from the Senat of Belgium soon after the funeral. (翻訳:大原映美さん) 鵜戸 玲子 様 元老院、そして私個人より、3月22日火曜日にザベンテム空港及び地下鉄…

ある日の午後、公園で。One afternoon in thd park

このブログのタイトル部分に使用している写真のオリジナルです。知らない間に、毛虫がデニムに付いていたのを喜んで撮ったのでした。自然が大好きなので虫を殺すことなんてとんでもなく、蝿そしてゴキブリでさえ、捕まえたら家の外にいちいち逃がしていまし…

遺品の日本語練習帳 Studying Japanese all the time

英誌ガーディアンの犠牲者に関する記事 An article in the British newspaper 'TheGuardian' about victims in Brussels Attack 2016/3/29

事件から1週間後のイギリスの新聞です。当時は、夫の話を見つけて読んだだけでしたが、今あらためて他の方のプロフィールも読むと・・。悲しみを禁じ得ません。 An article in the British newpaper one week after the incident. At that time I was just …

ジルの親友、ディミトリがくれたメッセージ What his best friend, Dimitri wrote and sent to me 2016/04/04

(↓日本語訳は一番下にあります) Once while we were going there, he suddenly stopped his yellow car. The sun was lighting all the trees in front of us. He said look at this, so many species of trees are living together. There is a place for…

葬儀のときに参列者に配ったカード The card distributed to the visitors at the funeral

葬儀のときに配ったカードです。義姉に「ジルにメッセージを」と言われ、よく分からずに私事として書いてしまったのですが、あとで「全員を代表して」という意味だったことが分かりました。というわけで、表面の日本語は私の一人称のままで、そして裏はwe と…

2016/04/01 葬儀についての地元紙'Lameuse'の記事 An article about his funeral by the local newspaper 'Lameuse'

短い文章ですが、テロ犠牲者である彼の葬儀が行われたこと、姉シルヴィーの弔辞の一部が紹介されています。あらためて写真を見ると、教会でのミサ、彼の棺のことなど思い出します。 It is a small article reporting his funeral in Bouillon and introducin…

2016/5/18 仏誌ル・モンドに掲載の記事 An article about him in 'Le monde', the french newspaper

www.lemonde.fr news.newsdirectory2.com <日本語対訳>※安村裕子さん、ご協力ありがとうございました。 ジル・ローランはシューベルト、シベリウス、ショスタコービッチの楽曲や、ジャズ、レゲエ、ファンクなどの音楽を好んでいた。彼は聴くことや考えるこ…

映画製作中のショット The photos taken during the shooting

現地で通訳を務めてくださった山本啓介さんの撮影です。 These photos are taken and provided by Mr. Kensuke Yamamoto who worked as an interpreter there.

ジルの映画La terre Abandonnée(見捨てられた大地)、プロダクションのサイト The wesbite of his film's production

ブリュッセル・ビデオ・センターというところがジルの映画の制作会社です。現在、製作中・・という映画を紹介する一覧に、ジルの映画の名前が。 This is a website of the production that Gilles' film is being made. www.cvb-videp.be

2016/05/22 ベルギー国王のスピーチ The speech by the King of Belgium

私は参加できませんでしたが、事件後2ヶ月を期に、政府主催の式典が王宮にて開かれました。犠牲者家族を前にした王様のスピーチです。私の義両親、義姉妹が参加しました。 Though I could not attend, there was a ceremony after two months from the inci…

ジルへのメッセージが書き込めるサイト The website organized by the funeral company, in which you can write for him

ベルギーで葬儀を行ってくれた会社の、ジルへのメッセージが書き込めるサイトです。画面右上のほうで自分の言語が選べます。(今はこんな形があるのですね) (ある程度溜まると都度、印刷して渡してくださるので、もしよろしければ書き込みください) This i…

ジルの通った杉並日本語会話の会さんのブログより A blog of the Japanese class where he used to go

とても気持ちのこもったジルへのメッセージを発見しました。ジルが毎週火曜日、楽しみに通っていたボランティアの先生たちのいらっしゃる日本語教室のブログです。 I found this message for Gilles really beautiful. This is a blog of the Japanese schoo…

ジルの葬儀(2016/03/31)にて姉シルヴィーが読んだ弔辞 The message from his sister Sylvie at the mass

義姉のシルヴィーがミサで読んだジルのためのスピーチです。 最初に日本語訳、そのあとにオリジナルのフランス語バージョンを掲載します。 This is a speech that my sister-in-law, Sylvie read at the mass for Gilles. There will be Japanese translatio…

2016/04/22 ベルギー誌 Le Soir の記事

彼の人生について、とても詳しく書いてくれています。Le Soirはベルギーのフランス語圏で発行している新聞です。 They depicted really well about his life. 'Le Soir' is the newspaper published in the French-speaking part in Belgium. (translated in…

2016/04/23 An article on Yomiuri Newspaper 読売新聞記事

事件から1ヶ月後がちょうど4月22日でしたが、熊本の地震もあり一日遅れて夕刊にて掲載された記事です。 One month after the incident. Due to the earthquake in Kumamoto, there was a delay and it was published on 23nd of April. Here is the tran…

地下鉄マルベーク駅の寄せ書き Messages on the wall of Malbeek metro station

最初の広告がちょっと邪魔ですが、本編は胸を打つ映像です。 負傷者も入れるとじつに40カ国の国籍に渡った被害者たちですから、いろいろな言葉で書かれています。亡くなった16人の名前が一瞬ずつオマージュとして出てきますが・・'Gilles'の名前もちらっと…