ジルとの不思議な旅 ⑦ ちょっとクスッとなる10年前の写真たち
Vol. 7
ちょっとクスッとなる10年前の写真たち
Funny photos of 10 years ago
本日は短いけれども閑話休題で、10年前の写真を3枚。
まだ子供がたった一人、長女だけだった頃。
ジルと長女のツーショット、自ずと私がカメラマンで。
(3枚をアルバムから抜粋。)
当時住んでいたブリュッセルのアパートの部屋にて。
おそらくサウンドエンジニアとしての仕事を自宅で行っていたときかな。
ジルの実家のあるホテルにて。定宿にさせてもらっていたお部屋にて。
親指をかじかじ。ロンパース着ぐるみの頃が懐かしい!
フランスを廻った旅行。ノルマンディー地方の、オンフルールにて。
アイスクリーム、何味だったっけ・・。ヨーロッパでは比較的、おじさんも街中で堂々とアイス。
港町らしい街並み、夢みたいで本当に好きで、ずっと忘れない景色。
一連の写真を見てそういえばと思い出すことといえば、このころの長女は、会う人ごとに「お母さんにそっくり!」と言われていた。
ジルなんて、ある見知らぬおばさんに'Tu n'as rien. (You have nothing.)' 、つまり、あなたには全然似ていないわね、なんて言われていたくらいだ。
最初は私の”畑から出てきた”という印象が強かった長女。でもこの後、少しずつ少しずつ、洋風味が増してきて、だんだんとそんな風に言われることもなくなっていったっけ。
でも似ていようがいまいが、本当にジルにとっては宝だった長女。いろんなファニーな場面があったことを改めて思い出す。
写真はつくづく不思議。
発見すると、その時その時の空気と光と、音をふんわりと蘇らせる。