ジル・ローランの頭の中。その2 The books which he left in the house No.2
ジルが日本の家に残した蔵書を披露する、第二弾の投稿です。
「森の生活」を記したヘンリー・デビッド・ソローのことが大好きだったらしく、彼の関連の本は複数冊ありました。
映画「残されし大地」のメインキャストにもなった、松村直登さん関連の本。
福島県の地図は、地下鉄テロで亡くなった時に背負っていたリュックの中にも一部、入っていましたが、今思うとあれは映画編集の事実確認のために持って行っていたのでしょうね。自宅にはロードマップとしての地図が2冊、残っていました。
そして、料理好きの生活を物語る大事な2冊。左はプロ用のテキスト(その道の専門学校に行っていた時期もあるらしい)、右はベジタリアン・クッキングの本。エコロジーへの関心から、完全ではないにしても、どちらかというと野菜メインの料理を好んでいました。
ジル、勝手にここで披露してごめん!
でも、やっぱりその人の本棚は、その人の頭の中・・そのひと自身を語ることになるなあと、改めて思います。
そして、映画そのものもですが、やはりこれらは将来、子供たちが見えないパパと会話をするツールになると思うのです。保管は必至です。