故ジル・ローランを偲んで

A blog to remember Gilles Laurent, who died in Brussels Attack in the middle of making his film about Fukushima / this blog is organized by his wife Reiko Udo

楽しい大阪。Osaka mon amour

7月15日の大阪を皮切りに、いよいよ今夏、関西上陸する映画「残されし大地」。

そのためにあらためて大阪の新聞社などの取材を受けるため、先日のとある日、日帰りで大阪まで行ってきました。

 

こちら、今回の取材場所を提供してくださった大阪のミニシアター、シネ・ヌーヴォさん。エントランスを飾るブリキのバラはフランス人アーティストによるもの。素敵すぎる外観!

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中を入るとこんな感じ。関連書籍やDVDが並ぶ、まさに秘められたシネマ・ワールドです。好きだなあ、こういう”匂いのある”空間。

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2Fの事務室でこうして、新聞社の方などを待ち構えます。その間にポスターと一緒に記念撮影させてもらいました。

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”海中”をイメージしたという映画館の中。天井はあたかも水面。ぶくぶくと踊る泡を思わせる照明。ここでもう直ぐ、ジルの映画も上映されるんだ・・。

 

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そしてそして取材の後、シネ・ヌーヴォのオーナーさんが、新幹線の時間を気にしながらも大急ぎで連れて行ってくださったお好み焼きやさん。絶品だった・・。またこれたら、絶対行きます、この九条のお店! 

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何を隠そう、私の世界3大好きな食べ物は、順不同でトンカツ、ミートソーススパゲッティ、お好み焼き・・^^; オーガニックなものやアイデアも一通り好きですが、もともとは結構B級グルメです。そこに生ビールが加わると最高。

 

日帰りだから慌ただしかったものの、なんだか元気が出た1日でした・・。

 

なぜなんでしょう。やはり、旅をして違う街へ行くこと。そして、美味しいものを食べること。それって、本当に幸せを感じるひと時です。

 

この頃、なかなか本業の仕事でも思うように行かないこと、ダメだなーと思うことが多く、エネルギーが完全に低下していました。そんなところで、本当に文字通りのリフレッシュができました。下がったものを上げてもらったのではなくて(上がったものはまた下がっちゃうから危険。)、ボワン、と丸いエネルギーを入れ直してもらったような感じかな。

 

行き帰りの新幹線の中で、あらためて人生についても考えました。

 

人生での最優先事項はやはり、子供たちの幸せ。

そして、子供たちにとって今、一番嬉しいことは? それは、私がハッピーでニコニコしていることか。だとしたら・・・。

子供たちのためにあれもこれも揃っていなくちゃ、と思うのではなく、逆に私が自分に対しても緩くあること、課しすぎないことの方が大事だなと。

 

旅、ブラボー。美味しいもの、ブラボー。

そんな当たり前のことにも気が付きました。自分の小さな世界にとどまらない。ただ、場所を変えるだけで切り替えになるなんて。

 

お好み焼きの味とともに、忘れません。

大阪、モナムールです。

 

そしてもちろん、タイミングよすぎでこんな計らいをくれた天国のジルの、コーディネート力にも感謝。私のことを心配してたかもしれないなと思います。

 

 

大阪では7月15日〜、京都では7月24日〜上映です。そこに神戸も続きます!

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