ジルが2015年に撮影した、取材中の松村さんの写真。好評につき第二弾です! 自由な精神溢れる松村さんの魅力がいっぱいです。 These are the photos which Gilles took in 2015 while he was preparing the script of the film. I showed other ones the oth…
長女がこの春、小学生になった。 Our first daughter entered primary school this spring. 毎日のスケジュールがリセットされたおかげで、本当に再出発の春だという気がしている。一周忌を超えてから少し落ち着いたのもあるかな・・。入学式には両親揃って…
ジルの命日にあたる3月22日、朝日新聞・夕刊で掲載された記事です。書いてくださったのは、先日の「ひと」欄にも推薦してくださった朝日新聞の伊藤恵里奈さん。 Here is an article from Asahi Newspaper Company, evening edition of 22nd of March, whi…
映画のキーパーソン、松村直登さん。 ジル自身が2014年の秋、彼を取材しに行った頃に現地で撮った写真です。 The main person in the film, Mr. Naoto Matsumura. Here I show the photos which Gilles took when he went to Tomioka-town in the autumn…
雪崩で亡くなった高校生の両親がテレビの前で喋っているのを見て、一緒に泣いた。心から、今のご家族の心境がわかる。それと同時に、この時点でちゃんとカメラの前で話せるということが、強くてすごいとも思った。 I saw paretns of high school students wh…
ベルギーの家族写真。義父がスクエア型のマグネットにして送ってくれたので、コラージュして飾っています。These are family photos of Belgian side. My father-in-law made thse magnet types and sent them to me. 1年前の今朝、日本時間の朝8:00にスカ…
3月22日、ベルギーテロから一年。映画監督して生涯を終えることが出来たジル・ローランの命日には世界のいろいろな場所から、いろいろなメッセージをいただきました。ここ東京では夜にもかかわらず、劇場にもたくさんの方がお運びいただきました。この場を…
私が最後にジルを写真に収めていたのがこれ。2015年夏、日仏学院でのお祭りでした。当時5歳の長女、3歳の次女とともに。The last photo of Gilles I took was this one. In summer of 2015, at French Institute in Kagurazaka, with our two daughter…
ジルの亡くなり方、そしてその「残された妻が引き継いで」という部分だけでひとつのストーリーとして成立する分、多く取り上げていただいていてありがたい。けれども、映画そのものに関する話はその分、字数や時間が足りなくなることも必至なので、ここで私…
3月15日、今日は私とジルの結婚記念日だ。 Today is the wedding anniversary of Gilles and me. 今思うと、3.11と3.22に挟まれたこの日が結婚記念日だったことは、何か因縁を感じさせる。最近になってそのことに気づいたのだが。 I realise that the dat…
映画パンフレットの表紙には、イチヂクがあしらわれています。 The booklet of the film is completed. Its cover is symbolically figs. 「残されし大地」がついに一般公開されました。 Finally 'La Terre Abandonnée' is released to public. 写真のような…
今日は初めて、「スピーチに失敗した」と思った。というより今にして思えば、”放心状態”に近かったのかなと思う。 Today I felt that my speech was failure. Or I should say, maybe I was sort of absent-minded. いつもならば、どこかから言葉が降りてく…
今回、ご紹介したいのは映画「残されし大地」を製作したベルギーのプロダクション、CVBのプロデューサー、シリルさんです。 This time I would like to introduce Mr. Cyril Bybas, who is a producer of Gilles' film. 制作中に何か困ったこと、方向転換が…
ジルのリュックサックが日本に戻ってきました。 Gilles' backpack returned to Tokyo, Japan. 昨年6月に、ベルギーの義姉宅で確認をして以来の対面になります。映画公開の際のトークイベントに連れて行こうと思いたち、思い切って送ってもらいました。普通…
ジルの生前、4人家族で住んでいた家がとうとう壊されてしまった。今住んでいる場所から目と鼻の先だが、借家で期限切れだったので夏頃に完全にお返ししたのだ。もちろん通るたびに、ジルの居た頃を思い出していた。 The old house where four of us used to…
朝日新聞「ひと」欄への掲載。反響がすごかったです。 子供の頃、家庭では朝日新聞だった。「社説」「天声人語」そして「ひと」と言えば、ずっと定位置を占めるよく知られたコラムのひとつ。 I had lots of feedback about the column 'A Person' in Asahi N…
松村さんと実際にお会いして、ラジオ・ドキュメンタリーではなく、映画を作ろうと決心したジル。その決心の後、写真を撮るためにもう一度現地を訪れています。 その訪問の後に松村さんに送ったお礼の手紙は、本人が一生懸命書いた「日本語で」でした。そのま…
あらゆるインタビューで「どうしてジル監督はこの映画を撮ろうと思ったのですか」と聞かれるのだが、その度に「こうだと思う・・」と私なりに答えていたのだが、ある意味そのままの内容となる証拠を発見。 I have been asked by many journalists why Gilles…
富岡町の松村さん宅。到着した時は猫のしろや犬のイシに餌をあげているところでした。When I arrived at Matsumura-san's place, he was feeding the cat Shiro and the dog Ishi. 先週、2月15日(水)についに富岡町を訪問。どうして?と思われるかもし…
「フォーラム福島」での一日先行上映会のために、久しぶりに福島県入り。そしてやっと初めて、富岡町にも到達した。松村さん、半谷さんご夫婦のお住まいを訪ねた、写真ドキュメントです。 Here is the 'photo document' of my travle to Tomioka, Fukushima.…
⇧「水と土で生きる」という登場人物の半谷さん。 昨年末からの1日上映会や、マスコミ試写会で頂いた印象的だった感想をコラージュします。 素晴らしい映画でした。美しい日本の自然の風景、音、全てがじわじわと染み渡ってきて眠ってたDNAが揺り起こされる…
2017年2月17日付け東京新聞朝刊誌面より。外国人のお友達がいらしたら是非、シェアしてください。 Tokyo Shimbun: February 5 (Sunday), 2017 A NEWS BULLETIN Here is Fukushima the Husband gazed at. The Victim of terrorism in his mother country. …
作っては壊し、作っては壊しで楽しめる積み木の類。人もまた、一度壊れても違う形で再生することがあるのだろうか。(作品は長女作) 先日、私を取材で追いかけてくれているあるテレビクルー(3月放送予定)の方から、 「正直言うと、打ち合わせで初めてお…
1月28日に投稿した私のメッセージが、約2週間足らずでシェア件数1,000件を突破しました。本当にありがとうございます。おひとり、おひとりの善意に、祈りに感謝です。 友達の友達の友達の・・と、枝分かれしていくさまを想像すると、なんとも言えない感…
写真はブリュッセルの地下鉄のMerode(メロード)駅。事件のあったMalbeak(マルベーク)駅のすぐ隣で、ジルが地下鉄の駅に降りていったのはここからです。 前回、ジルが亡くなった時に持っていたMac Power Bookの中のハードディスクが復元された話を書きま…
ジルは4人兄弟のど真ん中。 ・・というのも、上のお姉さん二人が双子で、下ひとりの妹に挟まれているのです。お姉さんたちより五つ年下、そして妹より五つ年上です。 これはジルが亡くなった当時、抱えていたMac Power Bookのデスクトップに残していた写真…
開けるなり「あ!王さまだ」。と長女。 年末年始のタイミングでベルギー国王ご夫妻から届いたシーズン・グリーティングのカードです。 昨年10月の来日のタイミングで子どもたち共々、お会いすることが叶った国王ご夫妻。テロの犠牲者家族の一軒一軒に、こ…
今日は節分です。 昨年はいなかったけれども、一昨年だったかジルに鬼になってもらって、キャーキャーと子供達と一緒に豆を投げさせてもらったような記憶があります。 ところでこれをご覧ください。 これは、ジルが手書き&手描きで作ったフランス語の「アル…
左がしばらく見慣れていた、昨年末まで付き合っていたベルギー版のフライヤー。 そして右が先ごろ完成した日本版のフライヤーです。 ふたつとも後ろ姿であることには変わりがないのですが、ベルギー版は大地を前に佇むひとりの老人。(たまに、これがジル監督…
ジルが2009年ごろまで使っていた、アナログのNikonカメラで撮った写真をごっそりと発掘しました。フィルムならではの手法で撮影しています。というのは、わざと一度使用したフイルムにもう一度、上から重ねてとることで偶然出来上がる二重の風景を楽しんでい…